長い海外赴任から帰られたご家族とは土地探しからスタートしました。多くの土地を廻った中で最後に決めた土地は辻堂太平台にある分割宅地の一角。隣宅に囲まれていながらも、明るいリビングとスタディーコーナーのある住まいがご希望でした。素晴らしい借景を生かしながら、小さいながらも小屋まで吹抜けとした一体感のある空間づくりにこだわりました。決して余裕の無い共用スペースにスタディーコーナーを配して、かつリビングからの吹抜けや見栄えを配慮した結果、このカウンターのカタチにしました。奥様がこだわった大型の欧米メーカーの什器をセットした大工造作によるキッチンは家具スタイルに仕上げています。キッチンを始めとする室内のカウンター類はやさしい肌理がとても軽快で明るいイメージの「ハードメープル」を、そして床にはラーチフローリングとパインフローリングを採用して明るい統一感のある空間を目指しました。将来2室に分けられる子供部屋からはそれぞれロフトに上がれるようになっています。吸放湿性や防音性に優れたバージンウールの断熱に包まれた家は、内装仕上げのウッドチップ壁紙と相まって呼吸のできる住まいを実現しています。和室の壁はお施主様DIYによる珪藻土コテ塗り。アプローチ部の一部外壁にはお施主様が要望されたレッドシダーサイディングを貼って素朴な風合いを創っています。
外部仕上げ
壁: 通気工法 サイディング貼り
屋根:通気工法 ファイバーグラスシングル葺き
内部仕上げ
壁・天井:珪藻土コテ塗り・オガファーザー貼り・シナベニヤ目透かし市松貼り
床:ラーチフローリング・パインフローリング・コルクタイル・減農薬本床畳