葉山町A様邸
| 湘南暮らしの醍醐味。 | 葉山町 A様邸 (2004年4月完成) |
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当社との出会い
ご主人:実家にも近くて、趣味のカヤック・サーフィンができる逗子・葉山エリアに住みたいなと思って、最初はその周辺の不動産屋や雑誌を見ましたね。それと同時にインターネットでとにかくたくさんのところを検索して、偶然見つけたって感じです。
ホームページって普通格好いい写真ばっかり載せてるのに、北村さんのところはとても真面目で堅くるしいものだったんです。
これ誉めてますからね(笑)。
家の選び方や業者の選び方も載ってて、それを一気に読みました。よく情報サイトにはこういう内容って書いてあるけど、会社のホームページに出してるのってあまりないでしょ。それでなんか他と違う人だな~っと思って、非常に興味をもったんです。
それで連絡をして「まずは話をしましょう」ってなったんだけど、最初事務所には呼ばれずに、北村さんの現場まわりのついでとかで、近くのお店で会ったのかな。普通だったら、おもてなしされて営業トーク全開ってところなのに、全くなかったですね(笑)。
とにかく、自分のスタイルやどういうやり方で設計・施工しているか、私たちがどういうものを求めているか・大事にしているか、という話を沢山しました。
今まで伺った他の会社では、この土地と予算でって話をすると、「じゃあ一度プランを書いてみましょう」って言われ、次にはプランが出来て「いくらでできます」という進め方でした。ちゃんと考えてくれてるのか、何かモデルを組み合わせてるのかは分からないけど、3、4社まわって全部の会社が2回目には図面ができてましたね。早いのはいいことだけど、「本当に真剣に考えてくれてるのかな、家づくりってそう簡単なものじゃないんじゃないかな...」って疑問を持ったんです。
そういうところで、北村さんとはお互いのやりたいことを話してひとつひとつ理解した上で進めていけたのは、他と違って本当に良かったですね。それに、他のところでは営業がいて、線を描く人がいて、監督する人がいて...って業種で分かれてますよね。会社の形としてそれが普通なのも分かるけど、北村さんのところだと設計の段階も建てる段階もトータルでちゃんと管理して見てくれるので、"安心できる"っていうのが一番大きかったかな。
当社に決めた決め手
ご主人:建築家さんは敷居が高かったね。それに分業でやるところは安心できなくて、設計も施工も両方できるところを探しました。私の仕事も物づくりなんだけど、物をつくる人が自分で設計しないとロクでもないものができるって思ってね。
ちゃんと素材とか物とか分かった上で、設計ができる、そして形になっていくところも見れる人っていうところで、北村さんのところはぴったりきましたね。
奥さま:すでに何件も見て廻ってたので、正直もう疲れた...っていう気分になってて、北村さんに会う前の別の会社で、「もうここでいいんじゃない?」なんて言ってたんですよ。
でも主人が、「気になるところがあるからもう一つだけ行こうよ」って言って。気になるところがあったまま他にお願いして、もし変なのが建ったら、「あのとき最後にあっちにも行けば良かった」ってわたしのせいになるのも嫌だったし、「気になるならじゃあ行ってみよう」ってことになって。それで最後に会ったのが北村さんだったんです。
実際に話をしてみたら、いままで話を聞いた工務店とは全然違って、「ここにお願いしたいね」って二人の意見が合ったんですよ。
家づくりの苦労したところ、楽しかったところ
ご主人:プラン作成期間が長かった。自分たちがどこを大事にしたいか雰囲気はわかるんだけど、図面を前にしていざそれを固めるのに模索しちゃって、時間がかかったね。
奥さま:夫婦でお互いの意見が合わなかったりね。北村さんを前に「これは違うでしょ~」ってよくケンカになって、「それは家でやってください」なんて言われたし(笑)。
なにか他の良いものを見ちゃうと「これ欲しい」ってお互い言っちゃって、でも予算があるわけじゃないから、その分どこかを削るでしょ。でもこれってよくよく考えると、一番最初に自分たちが大事にしてたものが削られてるんです。それで結局「最初となんか違う」ってなって。家を建てるときは誘惑がすごく多いから、二人で一回一回確認して、これだけは譲らないって整理していくのは大変でしたね。
家づくりの優先順位
ご主人:明るい空間にしたかった。光や風が入るようにね。場所的にも緑が多いし、風が通るところなんで、それを感じたくて。
そしてリビングにはできるだけ広いデッキをつけて、間仕切りのないひとつの空間にして、部屋の延長線のような感じで使いたかった。外にいる感覚が持てるようにね。そこは最初から思ってた。そうしたら北村さんが2階リビングの案を提案してくれたんです。
奥さま:前の住んでた家が社宅で4階だったんだけど、荷物を階段で上げるっていう生活がもう嫌で、最初リビングは1階って決めてたんです。でも北村さんから、「1階より2階の方が光も風も通るし、人目も気にならないからいいと思いますよ」って提案を頂いて、2階リビングのOBさんのお宅も見せてもらうと本当に気持ちのいい空間だったし、階段のツラサもなかったので決めました。
奥さま:それから床も壁も、無垢の木でいきたかった。あとは、基礎や断熱材って建てたあとには手がいれられないから、そこはしっかり作って。
でもその代わり、キッチンやトイレの部分的なものってあとからでも変えられるでしょ?だからそこはまたお金が貯まったら手を入れるってことで、いまは自分たちの手の届くものにしようって決めました。
こだわりの実現に向けて
北村:窓の位置もこだわりましたね。わたしは吹き抜けはもう少し低く考えていたけど、もっと高くしたい、さらに上にFIX窓をつけて奥にも明るさをまわしたいってご希望でしたもんね。
奥さま:主人は、時間によって上の窓から入る光の角度も計算してましたね。
ご主人:夏の日の角度は何度で、冬は何度で、庇の長さも考慮すると計算ではここまで日が入るとかね。まぁ計算は合ってるのか間違ってるのかは分からないけど。
奥さま:自分なりの計算をしてたから打合せ期間が長かったんだよね。
ご主人:いや、北村さんが軒の出をどれくらいにしますかって聞くからさ(笑)。
北村:あとは、ちょうどこの土地に立つと南側と東側と北側の山の稜線がきれいに見えるでしょ。
だから、この風景を切り抜いたような窓にしたいと思って高さとか考えましたね。
ご主人:ここでそれを生かさない手はないなって思いました。結果的には、実は僕は北側の木々の見え方が一番きれいかなって思うよ。いい提案をしてもらえたって思いますね。
ご主人:あとは床にも壁にも、素材にビニールやプラスチックは極力使いたくなかったんです。
だから、後悔するところなんて全然ないですよ。欲を言えば杉板を貼りたかったけど、予算を考えればね。シナベニヤを貼るなんて自分じゃ考えられなかったし。
北村:Aさんは自然素材が絶対だというより、自然に馴染んでくるとか、風合いが出てくるものが好き、そういう家が欲しいっていう話をされてたので、馴染んでこない材料は使わないって思いましたね。シナベニヤは合板だけど、表面はちゃんとした無垢で、色はやけてくるし、手垢もつくかもしれないけど、それはそれで味になるしね。
ご主人:そう、結局プラスチックやビニールものって、建てたときが一番いい状態で、あとは劣化して悪くなって、風合いじゃない黄ばみとか、はがれてきたりとかするでしょ。それが嫌だった。木だったら色がつくのも味になって、それを楽しむことができる、そういうのが良かった。すべてにおいてね。でもそれって自分たちじゃよく分からないからいろいろ提案してもらって、予算の割にはいい素材を使ってくれたのかなって思ってます。
休日はどのように過ごされてますか?
ご主人:朝はサーフィンに行ってますね。海に波があれば。今朝も行ってきました。夏は毎日行ってます。この辺は砂浜も磯辺もあって、シュノーケリングもできるし、釣りができる防波堤もあって、いろいろ遊べますよ。
奥さま:子供も普通はプールで泳ぎを覚えるのに、海で覚えたね。
全然浮き輪もつけないし。
夏は友達家族がいっぱい泊りに来たりして、海の民宿みたいになりました。
北村:奥さんはボディーボードもされてて、家族でカヤックもやってるんですよね。小物もたくさん作られてるし。
奥さま:砂浜に落ちてるものを拾ってくるんです。台風の後はウホウホ状態(笑)、早くいかきゃ!ってね。
前より生活がゆるいですよ。のんびりしてて。
未帆ちゃんが幼稚園から習っているフランダンスを踊ってくれました♪
冬は寒くないですか?
奥さま:正直1階はちょっと寒いかな。エアコンは1階にはつけてないんですけど、春夏は下で寝て、冬はロフトの3階で寝てます。
北村:えっ、いまも?
ご主人:だって暖かいんだもん。
奥さま:暑いぐらいですよ。3人でふとんをひいてね。子供も喜んでるし、天井低いし、キャンプみたいで楽しんでますね。
あとエアコンはあんまりつけないです。冬の朝起きたときにつけるぐらいかな。でも階段を上がると1階と2階との気温の境がここかなっていうのがわかりますよ。お風呂に行くのも子供と二人でダッシュですから。
多分1階は人もいないから、余計に寒いのかな。本当に2階だけで生活してるね。
北村:1、2階に吹き抜けをつくる余裕があって、空気が循環できればいいんだけどね。結局空気が分断されてるから2階の恩恵がなかなかまわらない。
ご主人:高断熱高気密で、家の中どこでも温度が一緒っていう住宅もあるけど、うちらはそれには全然こだわらなかった。
むしろ自然に空気が循環するようなさ。この家自身で生活していくというか、そういうのがやりたかった。だから断熱材にはこだわったね。
北村:羊毛を入れて石膏ボードを貼った上にさらにシナランバーを貼ってるから、外観ガルバで内側ベニヤ一枚ってパッと見は寒々しく見えるけど、実は断熱性能はしっかりとれてるんだよね。
ご主人:1階は寒いって言ってもまあ納得のうちだし、充分快適ですよ。
未帆ちゃんのお気に入りポイントは?
奥さま:幼稚園のときは、「おうち嫌だ、だって全部茶色いんだもん」って言ってましたね。「お友達のおうちってすごくかわいんだよ、ピンクでね、お花の柄ついてるんだよ」って。
それにおうちの絵を描いてもね、「外はグレーしか使わないし、かわいくない。ピンクが良かった」ってね。
そういう時は「未帆も大きくなるとよく分かると思うけど、ママはこういうのもいいと思うんだよね」って言ってました(笑)。今は全然言わなくなりましたけどね。
ご主人:未帆、おうちのどこが好き?
未帆ちゃん:2階とロフトが好き。
ご主人:2階のどこらへん?
未帆ちゃん:2階のソファとハンモックが好き。
ご主人:北村さんと関係ないところじゃん。
北村:座るところが好きなんだよね?
未帆ちゃん:ちがう、寝るところ(笑)。
奥さま:ロフトはね、お友達が遊びに来たらもう全然降りてこなくなります。
「何時間も何やってんの!もう降りてきなさい!」って。
上の部屋は本当に好きに使ってますよ。
これから家づくりをされる方へアドバイスをお願いします
ご主人:近所にもたくさん家は建ったけど、こういう関係が続いているところは他にないみたい。
建てて半年とか1年の定期検査はあるみたいで、うちはそれは無いけど何かあるとすぐに来てくれるし、関係の近さっていうのはすごくいいよ。
奥さま:困ったときはまず北村さん!って、つい電話しちゃう。「建てました、はいさようなら」ってところじゃないのがすごく安心。
ご主人:だから、皆さんにもそういうところをちゃんと見抜いて欲しいですね。
北村:でもそれって難しいよね。最初にうまいことはいくらでも言えるし。人を見抜くコツってなんかありますか?
奥さま:いろんなところを廻って目を養うって言うのがいいかな。1件行くとすごくいいな~って思うけど、別のところにいくとまた違うところが見えて、目が肥えてくる。それにお話しながら、わたしたちと意見が合うか、言ってることが分かってもらえてるのかって探りながら探した方がいいですね。分かってもらえないと、いいものなんて建つ気しないでしょ。
ご主人:家づくりの考え方をちゃんと聞くってことが大事だと思う。目を養うってそういうことかな。
すぐプランを持ってきて、こんなの実現してくれるんだーって喜ばしてくれるのはいいんだけど、それってなんか表面的で、表面も大事だけど表面じゃないところがもっと大事だったり、その人がどういうポリシーを持って考えてるか、聞く、理解するっていうことが必要かな。
奥さま:それって設計者側もそうじゃないですか?きっと「自分はこうしたい」っていう想いがあっても、お客さんと合わないと自分のしたくない仕事になって面白くないと思うし、お互いの思いがずれたままだと、「じゃあできるものは何ができるの?」ってなりそう。お互いの気持ちが合えば、おのずとして自分たちの望んでいる家が建つと思うんですよね。そういうところと何件目に出会うかは分からないけど、やっぱり自分で建てる家なんだからそこは頑張らないとね。
ご主人:40年50年とこの先住んでいくものなんだから、それだけ気合い入れていかないとね。
ご主人:それとね、住んで何年か経っているOBのお宅を見に行けるのってすごくいいと思いますよ。5年とか10年経ったあとってなかなか見れないし、そういうことをやってるのも会社とお客との何年後かの関係性も見れて、それも一つの判断基準になるかもね。
北村:そうですね、お客さんと会社側のやり取りの間隔とか、位置づけとかなんとなく分かりますよね。実際に進めていった経緯とかも。
建物を見るだけじゃなくて、そういうものも肌で感じれるのもOB訪問の良さなんでしょうね。
ご主人:うちも何回かOB訪問で来てもらったけど楽しいよね。
奥さま:家づくりって大変だったけど楽しかったからね。懐かしいですよ。「いまこういうところで悩んでる」って言われると、「あ~そういう不安あったよね」「みんな最初はそうなんだよね」って。来ていただいていろいろお話もしたいですね。ぜひ皆さん来て下さいね。
お待ちしてます。






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