「ケンチク」なモノ
■卒業旅行 その三 2010年4月 3日
二日目は朝から雨・・。 嵯峨野をやめて仁和寺から龍安寺へと向かいました。
雨の京都も風流ですが、どうしても上を向いて歩けなくなるのでネタも少ない、なので建築の話にします(笑)。
龍安寺は石庭が有名ですね、まさに侘寂の世界。三方を囲む油土塀は手前に向かって高く造られています。奥行きの少ない庭を広く見せるための遠近法を用いています。

去年の夏に屋根の大改修があったようです。新しいので金色のようにも見えるのは、杮葺き(こけら葺き)と呼ばれます。薄く加工したヒノキ・トチ等の板を竹製の釘を使って重ねて貼り上げていくもので、曲線にも対応できる伝統工法です。見入ってしまいませんか?しないか・・(笑)


油土塀を外側から近寄って見ました。こちらは改修して4年ほど経っている。詳まりが見事! 
重ねた野地は曲曲げているのではなく、曲線に合わせてえぐりだして造られています。
本来40年ほどは持つ工法でしたが、今は製材が機械化されてきたため、手加工の時と違って木の繊維が傷みやすく、改修が早くなってきていると聞いた事があります。現にこの油土塀の葺き替えは28年目だったようです。本当にマクロなレベルですが、それだけ違うと言うことに感動すら覚えます。

帰ってデータを見たらこの日の分の大半は建物のパーツばかりでした・・^^;。
太秦村も半日行ったのですが・・雨で何も撮ってません(苦笑)
最終日は大阪へ。
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夕食後に最終日の花灯篭まつりへ出かけました。


その先の料亭が集まる下河原町辺りの路地は雰囲気がありますね。








