・現場にて
天然シラス。 2010年5月26日
こんにちは。アモウです。なかなかいい天気が続かないっスね。
今日はシラスの話。
鎌倉のM様邸では外壁に「そとん壁」を施工しております。
この「そとん壁」という材料、南九州に分布する火山噴出物で地中深いマグマの超高温で自然焼成された天然のセラミック物質、シラスというもので作られています。(注 ごはんにはかけられません。)シラス台地とかのあれですね。
シラスは温度変化や風雨、紫外線などの外的要因に対し、化学変化や劣化を起こさない、極めて安定した物性だそう。また粒子が極めて複雑な多孔質構造をしており、主成分であるケイ酸(シリカゲルなどの除湿材の原料)やアルミナ(水分やガスの吸着性が強い)などの働きと相まって、調湿、消臭、断熱やマイナスイオン発生効果など様々な機能をもたらします。その素材への自信ゆえにメーカーでは25年間メンテナンスフリーを謳っているほどの商品なんです。
仕上げのパターン付けや色も結構豊富にあります。
今回はこのような櫛で縦に櫛をひいていきました。
さてどんな感じに仕上がるのか足場がとれるのがたのしみです。
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縁の下の下。 2010年5月13日
こんにちは。アモウです。
肌寒かったり、暑かったり安定しない天気が続いていますね。
安定といえば野比のI様邸では地盤の安定のために杭打ち工事を行っております。
このような丸い鉄管を3メートル~7メートル基礎のラインの下に所定の本数をぐるぐる回転させながら土中の支持層まで埋め込みます。
ぐるぐるぐるぐる。はい!OK!ストッープ!。の図
ながーい杭が見事に埋め込まれました。
支持層まで無事に達したこの杭たちが基礎から上の加重をしっかり支えます。
いわゆる縁の下の下の力持ちなんです。
次週からいよいよ基礎工事に入ります。
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10年後。 2010年4月27日
こんにちは。アモウです。先日社長と二人久里浜のお宅へ10年目の家守り点検に行ってきました。
10年ひと昔、といいますが建築建材やとりまくツールやシステムはまさしく日進月歩。
今の時代は5年、3年とそのサイクルはどんどん速まっているような気がしてるのは私だけではないハズ。
ところで、10年前と云えば現在の「木成りの家」の前身というか1号というかデビューなんですかね。人が生まれて成長していくように木成りスタイルもただいま青年期、成長の只中ってところですかね。
経年劣化に対して経年美化という言葉がこの業界にはありまして設備器具やら既製建材など工場生産品は新品出荷時を100とすると経年ともにその機能も見た目もゆるやかにゼロに近づいていきます。対して木や石,珪藻、紙などの自然素材はその経過とともに独自の風合いを醸し出し新築時にはない美しさを魅せてくれることがあります。
でもそれにはそれなりの手間がかかるんですね。時間をかけて手を動かすとその分だけきっちり返してくれるのが自然素材の魅力だと思いますがなにもしないと残念ながら経年劣化になってしまう場合もあります。だから手間なしを望まれる方は業者を頼むメンテナンスコストも視野に入れておかなくてはなりません。それは人体にもいえることですが、、、経年美化、、、、。
そのメンテナンス法やコストについてもしっかりお伝えするのも大事な仕事と思っております、はい。
で、そのO様邸、10年経って経年劣化と経年美化といろいろありました。
大事なことは劣化した部分は他に被害が及ぶまえにキチンとを交換することと、今後ご自身でできることとできないことを再整理して振り分けた上で20年、30年と長きに住み続けるために今必要なメンテナンスを的確にアドバイスすることなんだと思いました。
帰りしなにふと見たらいつもの川に鯉がいっぱい。そういえば長男のこいのぼりはどっかいっちゃってもう何年もあげてないなぁ。気持ちの経年劣化っていちばんコワイ。
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木と土と藁と。 2010年4月14日
こんにちは。アモウです。
社長ブログでも触れてますが野比のI様宅では新築の為、敷地内の納屋の解体工事を行っております。
雨ニモマケズ風ニモマケズ70余年。そのたたずまいが来し方を感じさせます。
人も家もかくありたいものです。
竹で組まれた屋根組に藁をたばねて編みこんであります。いわゆる藁葺き屋根です。
雨が漏れにくいようにかなりの急勾配です。以前に住んでいた飛騨地方の合掌藁葺き屋根は「結(ゆい)」という相互互助システムがあって屋根の葺き替えを順番に村中総出でやったそうです。いまではボランティアや学生も巻き込んでのワークショップみたいになっているそうですが観光地としてその文化を残していくためにいろいろ知恵が絞られていました。藁の断熱、放吸湿力、その循環型素材自体に惚れ込んでストローハウス(藁の家)を専門につくっている人たちもいますね。一度体験してみたいものです。
木と土と藁でつくられた家は壊しても分別が楽です。竹小舞に塗りつけられた土壁はまさしく土に還ります。藁の一部は畑の肥料として使いました。本当に身近な材料で作られてたんですねぇ。
簡素な分だけとても潔いなぁ。
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鎌倉に吹く「そよかぜ」。 2010年2月26日
こんにちは。アモウです。
ちょっと更新ご無沙汰してたら、あれ、春の兆し?
なんだか暖かい日が続いてくれてそれだけで「あぁぁ、幸せ。」なんです。現場は。
吹く風も冷たい北風から暖かいそよかぜみたいな南風になって。
で、そよかぜといえば大船のM様邸、次世代ソーラーシステム「そよかぜ」設置しました。
「そよかぜ」とは太陽熱や夜間の放射冷却を利用して屋外の新鮮な空気を暖めたり冷やしたりして室内に導入するシステムです。
右写真の左側、家の南側の屋根の熱を特殊なフィンで集熱し、銀色のボックスに運びその温風をファンとダクトで床下へ運び、床からそよかぜのようなあたたかい空気を部屋へ送り込むというわけです。
夏は昼間の暑い熱は銀色のボックスから外へ排出され、夜の放射冷却された冷えた空気を床下から送り込むのです。
これが銀色ボックス内部です。
手前に見える黒いのがファンです。
ほぼ屋根の端から端まできれいにつながっています。
床下も外気に近い部分はしっかり断熱します。
ここに屋根の空気を送り込んで床から出すのです。
環境に負荷をあたえず、年間を通じて穏やかな温熱環境がつくれるシステム。それが空気集熱式ソーラーシステム「そよかぜ」なんです。
当社としてもはじめての試みなので専務はじめ総出で取付の日々なのです。
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