2008年12月27日
仕事納め 2008年12月27日
すると何やら古書を発見!!
『新撰早引 匠家雛形』(ショウカヒナガタ)と『技術之魁』と書いてあります。
中を見ると、寺社仏閣を中心に建て方が図面に文章を添えて描かれています。
今で言う「よく分かる!図解建築技術テキスト」といったところですね。
先代のものを社長がとっておいたそうです。
翻訳してみるのもすごい面白そう。言葉が難しいのでとても時間がかかりそうですけどね。
そして末尾には出版履歴が載っていました。
初編 嘉永四年辛亥十一月出版
二編 安政三年丙辰八月出版
三編 明治八年乙亥五月出版
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おぉ~、なんかすごい古い!
でもこれでは何年のことやらよく分かないので調べてみると、
なんと、初版の嘉永四年は1851年!
ペリー来航が1853年なのでそれよりも前に書かれた本です。
篤姫の時代の大工技術を記した本がここに残っている... すごいことです。
技術も機械も近代化され進化してるとは言え、そのもっと昔の時代から受け継がれている建築技術。来年は私ももっと勉強をしてみなさまの家づくりの力になっていければと思います。
さて、では掃除の続きをしなければ

掃除って「こんなのあったね~」なんてつい脱線しがちですよね。
気をつけましょう

ではみなさま、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
よいお年をお迎えください!
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2008年12月26日
水玉の正体 2008年12月26日
この水玉模様の部屋は何をしているところでしょうか?
こたえ...
これは壁を仕上げる準備として、石膏ボードのビス穴やジョイントの溝部分にパテを塗りこんで平らに仕上げる下地処理を行っているところです。
ですがこのパテ、乾燥するとやせていき、数年後には結局その部分だけへこんでしまうという問題が起こります。
職人さんも、
「材料には『やせない!』って書いてあるけど、そんなことないんだよね...」
と困り顔でしたが、その"やせ"を防止するために、「木成りの家」では粒の大きさの異なるパテを『粒大→(乾燥)→粒小→(乾燥)→粒微小』と3度塗りして重ねていきます。
その後サンドペーパーなどで平滑に仕上げてやっと下地処理が終了し、
壁の仕上げに入っていきます。
手のかかる作業ですが、この手間のかけ方ひとつで出来上がりの仕上がりが大きく変わってきます。家の構造部分もそうですが、完成してからでは見えなくなる部分こそ重要で大切なんですね。
勉強になります。
<本日の用語
>■石膏ボード (上記写真の壁に貼られた黄色い板です)
別名:プラスターボート
主成分:石膏。両面をボード用紙でサンドされています。
耐火・防火・遮音性能をもち、壁や天井の内装下地として使用される不燃材料です。石膏には水分が含まれており、熱を加えるとこの水分が熱分解を起こして温度の上昇を妨げるため、耐火性に優れているそうです。
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2008年12月25日
から松くん 2008年12月25日
というのは冗談で、床の無垢材の唐松です
逗子のO様邸に貼られました。
杉よりもやや硬い感覚がありますが、床暖房を使用しても暴れが少なく、水や汚れに強くて、傷がつきにくいのも唐松の特徴です。
赤みが強く温かみのある色合いですが、月日が経つとさらに飴色になっていくそうです。
次の大工工事に進むため、現場ではすぐに養生されてしまい、まだ全貌は見れていません。O様、早く肌ざわり(足ざわり)を確かめたいですね


そしてこれ↓ は、その床の下に入れた温水床暖房です。
人間の身体に浸透しやすい輻射熱を発するので、芯からポッカポカになるそうです。
無垢床+床暖房は温かさの強力タックですね。
冷えた床の上を"さささー"っとつまさき歩きしているこの季節には、
心強い味方になってくれることでしょう

ちなみに、本日1階には杉さまが貼られていました。
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2008年12月24日
メリークリスマス♪ 2008年12月24日
みなさんはどのようなご予定がありますか?
今日はノー残業デーとしましたので、(いま勝手に決めました)
早く帰りましょう

いつも遊びに来てくださっている方、
うっかりここに足を踏み入れちゃった方、
ここをご覧になったすべての方に メリークリスマス

楽しく素敵な時間が過ごせますように。
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2008年12月19日
キャンドルナイト 2008年12月19日

寒いのはあまり得意ではないですが、キラキラした街や、おうちでほっこりとみんなでお鍋を囲むのも、この時期ならではで好きです。なんだか嬉しい気分になりますよね。
さて、21日の冬至の日は「100万人のキャンドルナイト」の日です。
これは、企業や地域でのイベントを始め、個人でも広く行われている電力削減の活動で、以前にはこれに合わせて東京タワーの灯りも消したということでニュースにもなり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
我が家でもたまにキャンドルに火を灯してくつろいでいますが、
キャンドルナイトは楽しく続けられるecoとして、ぜひおすすめしたいです。
みなさんも、家族でゆっくりスローな時間を過ごされてみてはいかがでしょうか?
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2008年12月18日
ふかふかウール 2008年12月18日
先日の日曜日、逗子にて構造見学会を開催いたしました。
雨も降って冷え込みも厳しかった中ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
こちらでも紹介されていますが、今回採用しました"羊毛断熱"さんの特徴を簡単におさらいしたいと思います

『呼吸しています』
ウール繊維には、空気を閉じ込めるたくさんの空間があります。これが断熱の秘密
ウールセーターが暖かいのも同じです。さらに、調湿機能があり、湿度をもっとも快適な50~60%に保つそうです。
ヒツジって、暑いときでも全然蒸れてないようですね。
「彼ら、夏は暑いんだろうなー」と勝手に心配していましたが、
余計なお世話でした

マンション生活の我が家では、暖房と加湿器を併用しています。
かといって調湿のためにヒツジを飼うわけにもいかないので、
断熱材がそういう働きをしてくれるのは理想的ですね。
『優れた難燃繊維』
ウールは発火しにくく、燃えにくい。着火しても燃焼し続けることはなく、短時間くすぶるだけで消えてしまいます。
『吸音性に優れる』
ウールは室内の反響音や屋外の騒音を抑える働きがあります。
『撥水性がある』
試しに"ウール100%のセーター"の上に水を少量落としてみてください。
水は見事にはじかれるはずです。(ボトボトにしてはいけませんよ!)
ウールの表面層は撥水性があり、いつも乾いた状態に保たれます。
『空気浄化作用』
なんとウールは空気中の化学物質を素早く浄化する能力を持っています。
しかも、一時的ではなく長期にわたって吸着し続け、一度吸着した汚染物質は外部に放出しません。
...湿気は吸放出するのに、化学物質は放さない。
人間にとって嬉しいことをさらっとやってくれてます。
『地球にやさしい断熱材』
羊毛断熱材は100%リユース、リサイクルも可能。焼却する場合も有毒ガスが発生せず、土に埋めれば自然に還ります。廃棄の面においても地球に優しいのです。
ひつじ年のわたしの優れた機能は、まだまだ未知数です。(ってことにしておきます)
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2008年12月11日
11月22日 2008年12月11日
この日、一般的には「いい夫婦の日」ですよね。
なんと、建築業界では『大工の日』とされているそうです。
(社長も知らなかった驚きの事実!)
大工の日っていったら日曜日?(日曜大工
)と思い浮かんだ方、それも間違いではないと思いますが、ゴロ合わせにもならないこの日がなぜ「大工の日」なのか...いろいろ理由がありました。
①11月は国の技能尊重月間
②11月を漢字で 十一 と書くと「士」の文字になり、技能士(大工)という意味になる
③11月22日は大工・規矩術(きくじゅつ)の神様と言われる聖徳太子の命日
④11月22日の「11」は2本の柱を表し、22の「二」は土台や梁、桁、「十」は間柱と貫を表し、軸組みの構造体として大工と密接な関係がある
とのことです。
聖徳太子は多くの寺院を建立し、曲尺(かねじゃく、指矩(さしがねとも言う)を考案した人といわれています。大阪の四天王寺・番匠堂には、なんと曲尺を持った聖徳太子が祀られているそうです。
曲尺は現代でも大切な道具です。
そんな大工さんの手で作られたO様邸の構造見学会を開催いたします。
-木成りの家「デッキと土間のある杉の家」構造見学会-
■開催日時:12月14日(日) 10:00~16:00
■開催場所:逗子市小坪
詳細とお申し込みはこちらまで→構造現場見学会開催のお知らせ
ふるってご参加ください!お待ちしてまーす

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2008年12月 9日
命のリレー 2008年12月 9日
4mもある一枚板の木の表情や状態、寸法を見ながら、洗面台用、靴箱用、収納用のカウンターとして、どの部分をどう使用するか、決めていきます。
お施主様のご要望で、今回は両側に皮の付いた"耳付き"仕様です。これにシンクや食洗機を取り付けてキッチンへと変身していきます。
(写真はK様邸棟梁の海藤さんです)
ではここで、材木屋さんから聞かせて頂いたお話を紹介します。
森で育った木は伐採されたことで死んでしまうが、
大工の手によって新たな命が吹き込まれる
と。
深イイ~

今週末にO様邸の構造見学会を開催いたします。
-木成りの家「デッキと土間のある杉の家」構造見学会のお知らせ-
■開催日時:12月14日(日) 10:00~16:00
■開催場所:逗子市小坪
詳細とお申し込みはこちらまで→構造現場見学会開催のお知らせ
今回は羊毛断熱材です。ふわっふわです
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2008年12月 2日
杉の木成りの家 構造見学会終了 2008年12月 2日

この日曜日は逗子小坪にて構造見学会を開催しました。
ご来場頂きました皆様に、
「骨組ってこんな風になってるんだ!」
「いい梁ですね~」
という声を頂き、構造体のボリュームやその作り、また杉の風合い・香り等を堪能して頂けたようです。
ご来場頂きまして、誠にありがとうございました!
そして夕方にはお施主様も駆けつけて下さいまして、各所を一緒に確認していきました。また今回は陶芸家のお施主様ご自身で焼かれた玄関・アプローチに使用するタイルも見せていただきました。
写真では少し分かりにくいですが、灰黒の色の中にシルバーの光沢が見えます。ワラが窯変して銀化されるそうで、渋みと風合いのある銀黒の仕上がりでした。裏面にはお施主様の印も押されています。
一枚一枚が手作りなので、それぞれに味わいある表情です。
かなりの枚数が必要となりますので、これからが大変な作業になるかと思いますが、家づくりの完成とともにこれらが敷き詰められたときは言葉にできないものがあるかもしれませんね。楽しみにしています!
ちなみに、これに加えて洗面ボウルもお手製なんですよ。
次回完成見学会での披露をお楽しみに

追記:
先日【無垢材と自然素材の家づくり独白記】にてこのブログを紹介してもらいましたが、見学会で皆様より「見たよ~」と温かい言葉をたくさん頂きました。ありがとうございました!
つたない文章満載ですが、協栄ハウジングのまた新たな一面を私の視点からお届けできたらなと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
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2008年12月 1日
雨の上棟式 2008年12月 1日
"夕方から雨"という天気予報は大きくはずれ、朝9時には早くも雨が降ってきました。
雨にうたれれば体も冷え、集中力を維持するのも大変でしょうが、大工さんたちは不安定な足場をスイスイと機敏に動きまわってどんどん建ち上げていきます。
頼もしい姿、とても格好良いです

そして、そんな上棟の様子を見守るお施主様。
ビデオを撮りながら、職人さんたちの仕事のスピード、そしてどんどん形になっていく様子に感動されていました。
夕方には雨も上がり、あたりもすっかり真っ暗になってしまいましたが、無事に棟上げ完了です!
それからお施主様の四方固めのあと、宴席をご用意頂きました。
「O様、上棟おめでとうございます!」
<本日の豆知識
>■雨の上棟式
上棟の日の雨を「降りこみ(ふりこみ)」といって、「多少の雨は木材が収縮して柱・梁の仕口(接合部のこと)が締まって収まるので良い」、また、「火事にならない」として縁起が良いと言われているそうです。
現場は大変ですけどね...。
■四方固め
建物の四隅の柱にお米・塩・御神酒をまいて回り、建物を清めます。
柔道の横四方固めではありません。
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