構造計算と新在来工法
快適で安心できる家づくりはしっかりとした構造体が基本。私達は長年培ってきた在来工法の経験と技術や勘所というものだけに頼ることなく、お施主様に安心して頂くための+(プラス)αの安全性にこだわり常により良く新しいことを吟味・研究し、取り入れています。
地震・台風・火災に強い構造
将来の増改築に柔軟に対応できる可変性のある在来木軸構法に2×4構法の長所を融合した構造体です。この構法であれば木造3階建ても安心です。
①筋交いとエンジニアリングパネル等を用いた強靭な外壁仕様
従来の在来軸組構法の架構である柱・梁および筋交いの構成で建築基準法の必要値をクリアーした上で、+αとして外壁に構造板を張り付ける構法を基本としています。
従来の点と線で支えるものを大きい一枚の面で支えて地震や台風などの外力を分散して地面に伝えます。
私達の構造板は通常2×4で使われる合板ではなく、日本の風土に耐えうる為に、構造のみならず断熱・調湿・防火・防蟻性なども考慮した画期的な新素材のダイライトを始めとする特殊な構造板の5種類を使い分けております。
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②水平剛性に優れた床組仕様
通常は火打梁で水平面の剛性をとりますが、これまでは柔らかい床組みでしかありませんでした。
外壁面と同様に建物全体を一枚の板状にして建物が歪まないようにする堅固な剛性がある床組みとする為に、構造用合板12mm~27mm厚のものを釘留めに接着剤を併用して確実に取り付けます。
ただこの施工は隙間の無いよう敷き並べて釘で打てばいいものでなく、確かな知識と丁寧な仕事でなければ効果を生み出しません。
私達は全てこの構法が基本ですので経験と技術は自信をもっています。
③数々の接合・耐震金物
木造の接合金物を法律や公庫基準等で定められたとおり取り付けるのはもちろん最低ラインの話。どこもかしこも立派な金物仕様を宣伝しています。
でも実際はただ付いていればよいという感覚で行うと本来一番大切な木材自体を傷めすぎてしまい、恐ろしい結果につながりかねません。
地味で手間は掛かりますが、金物一つ一つの取付け方や取付け場所に気を配り、木材をなるべく傷めない方法で金物を有効に取付けることが決して疎かにしてはならない一番大切なことだと考えます。
このことから私達は規準に従ったお決まりの金物使用法ではなく、一棟一棟を構造計算により全ての柱や土台等にかかる耐力を算出している為、本当に必要な場所などに適切な金物を取付けることが出来るのです。
④「耐震」+「制震」でワンランク上の新しい安心
「耐震」については構造計算を行って十分対応しておりますが、振動エネルギーを吸収する特殊装置を取り付けることで、地震時でも粘り強く建物を守る「制震」効果をプラスし、安全性をさらに高めます。
<パワーガード>
小型で軽量化されたパワーガードは施工性に優れており、どのような住宅でも施工が可能です。
耐震診断基準に基づく構造分析表を作成し、配置計画を行いますので、柱と梁の接合部など、建物の歪みが生じやすい部分を重点的に、きめ細かく取り付けます。建物内部の振動体感レベルを50%軽減させます。
<制震ジーバ>
制震ジーバ工法は、地震のエネルギーを熱エネルギーに変えて吸収することにより、 建物の損傷を最小限に抑える振動エネルギー吸収システムです。
衝撃度20%軽減、揺れ幅50%軽減、損傷は60%軽減します。
綿密な構造設計・計算
住宅の構造は注文住宅であればあるほどその使用材料や箇所で構造条件は大幅に変わります。それなのに構造計算書を作るところは非常に少ないのは悲しいことです。
オリジナルの計画だからこそ、オリジナルの構造計算も綿密にしておかなければなりません。
それはお施主様が安心して暮らせる住まいを作るための絶対要素であると考えます。
■オリジナル構造計算書
実際の木造軸組は自由度が高い構法ですが、それ故梁組が複雑になりがちです。
そのため柱や土台の引き抜き力や耐震・耐風性能・構造バランス等は大変重要なのですが、建築許可申請でも簡単な算定法だけで許可がおりてしまうのが現状です。
矛盾や疑問がぬぐえない一辺倒の規準に従うだけでなく、私達は構造設計事務所と連携して一棟一棟平面計画段階から綿密な構造計算を行い、独自の金物配置や耐力バランスを用いて本当に安全で確実な住まいをご提供いたします。
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