家づくりの注意点
まず最初に心掛ける事や注意してほしい事などを書きました。これらを踏まえて家づくりの依頼先を探してみては?
その住まいに何を求め、どのような住まい方をするつもりなのか
予算や外観などを考える前に、まずこのことを整理確認しておくことが後悔しない住まいづくりのスタートになるのです。
文章でも具体的なイメージでもいいですから、頼む相手に対し十分意図を伝えられるようしておくこと。
そして家族が同一した考えを持つことが大変重要です。
打ち合わせが始まって意見・希望がバラバラではなかなか進まず、まとまりのない建物になるばかりでなく、せっかくの楽しい住まいづくりが台無しになりかねません。
みなさんは最初のイメージづくりに住宅展示場や住宅雑誌を参考にされる方が多いと思いますが、あまり華美な見栄えのする空間ばかり参考にしていると現実的に敷地や予算の制限からギャップが大きくなりかねません。
見本はあくまで見本ですので安易にイメージを作らず、自分たちの生活スタイルをしっかり把握した上で自分たちの希望や個性を整理してみて下さい。
それらを明確にすることによりたとえば、自分たちが個性溢れる住まいにしたい創作派なのか、または車などを買うような感覚の商品選択派なのか...。
いろいろな方向から話し合うことにより自分たちに似合った住まいや相手は誰なのかが浮かんでくると思います。
商品を買うのか、人を"かう"のか?
まずそこで最初に大きな別れ道に当たると思います。
商品として確立された住宅メーカーか、白紙からオリジナルスタートの工務店・設計士を選ぶかいう2本の道です。
後者の場合は大抵、その会社を信用するということではなくそこの人の信頼性や人間性、センスや考え方を"かう"ことになります。
今は地震に強い建物が第一条件と多くのみなさんがおっしゃるでしょう。
どこでも耐震対策はいまや当然の売り文句になっていますが、一時期に木造在来や2×4などの構造は強い弱いといった事実から遠い報道や宣伝が多く見られました。
しかし地震に強い工法を揚げるならば、基本的に現在行われている構法全てといえるでしょう。
どの工法でもしっかりとした設計と施工をしたものが地震に強いことは先の大震災で立証済みです。
言い方を買えると、施工が多少悪くても安心できる構造などというものは無く、一般的に考えられている程の差はないのです。
ですから構造に関しては、あくまで他の諸条件と同様に選択肢の一つとしてとらえてもらいたいのです。
なぜならあまり構造にこだわるばかりに自分たちの夢や目的を見失う可能性だってあるのですから...。
住宅展示場を廻ると「自分にもこの予算でこんな生活が出来るのか。」と、ついにやけてしまった方は多いはずです。これは工務店や設計士が手がけた事例を見るときも同じことがいえます。
華美な家具・カーテンや部屋の広さに惑わされずに、建物の裸の部分だけを見るように心掛けて下さい。驚くほど特徴がなくなることも少なくないのですから。
ただ実際入居されているお宅を見ることは実際の使い勝手が確認できるのでこの事については大切なことと言えます。
建物は様々なメンテナンスや修理・改装がつきものです。
しかし昨今あまりにも"美観重視/住宅の規格製品化/工期短縮/ローコスト化"したことにより最初は綺麗だけれども、メンテナンスを二の次にしたものや、取り替えようとしても非常に困難で大工事になるようなことが標準・当たり前の如く横行しており、この住宅製品化による機械部品のような自動車と同じ商品のように考えられていることが大きな問題だと思います。
車の場合であればひどく汚れたり、ぶつけて部品が破損してもパーツ交換などで済みますが、実際今流りの輸入住宅やパーツ部品住宅等ではそう同じようにはいかないのです。(もちろんこれはバスユニットやシステムキッチンなどの出来合い什器製品の事ではありません。)
ですから建物を裸で見ると同時に、以上の点を重視して「具体的にどう対処するのか」など確認することが重要です。
これらの事をよく理解・納得してからその住宅を検討してください。(私が聞いた限り、住宅展示場の営業マンなどでは売り込むばかりで納得できる説明はまず出来ない・知らない・解らないことがほとんどです。
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