勉強になります
リノベーション視察 2010年11月22日
昨日の日曜日は日帰りで兵庫まで行ってきました。前記事で書いたように当社では葉山でマンションリノベーションの工事中で、そのお施主様(笑)でもあるスタッフ天羽を連れて男二人旅。
目的は友人の手掛けたマンションリノベーションの完成見学会を見せてもらうためです。マンションリノベーションと聞くと「真っ白い室内空間にガラス張りで仕切られた水周りや大理石の床が貼っている」ような高級感溢れるアーバンチックなスタイルが主流ですが、勿論我々は戸建でもマンションであってもやりたいことは同じ「木成りスタイル」なわけです。
そんなシンプルで自然素材を上手く仕上げたリノベーションの先駆者でもあるマスタープランの代表小谷君の仕事を勉強させてもらいに行ったのですが、プランニングの上手さと細やかな配慮にとても参考になるところが多く、視察を切望していた天羽も実際に見聞きをして、自邸に役立つリノベのツボを沢山得てきたと思います。

大盛況の見学会の最中は色々詳まりを見させてもらい、終了後にマスタープランのスタッフさんを交えて近くの料理屋さんで情報交換・・いや単なる飲み会で盛り上がりました。小谷君、池ちゃん・・そして山ちゃん、本当に有難うございました。次回は建築の女子大生達と行く吉野の伐採ツアーを心待ちにして頑張りたいと思います(笑)。

■■完成見学会のお知らせ■■
「ブックコーナーのある家」 in 横浜市金沢区
日時:11月28(日) 完全予約制
詳しくは 「見学会情報」 からどうぞ
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SAREX合宿 2010年9月10日
今年からお世話になっている SAREX の合宿で鹿児島へ2泊3日で行ってきました。勉強の方は一泊で済んだのですが、鹿児島には祖母と叔父一家が住んでいるので一泊延長して久しぶりに立ち寄ることにしました。(その話は ウラブログ にてどうぞ)
今年の合宿は日本一と称される工務店「シンケン」さんの視察&セミナーと言う内容。全国から80名もの家造りにこだわっている工務店のメンバーが参加したので、1日目は大型バス2台での見学ツアーとなりました。半日で完成物件や工事中の5件を巡るハードスケジュールだったので、皆一秒を惜しむような貪欲さを見せておりました(笑)。


工務店としての姿勢や仕事全てが感動に値する凄い企業ですが、何度も視察に来ている方曰く、来るたびに進化を続けているとのこと。私も勉強した内容を整理するまで数週間はかかりそうな程、本当にいいヒントを膨大なほど頂くことが出来ました。定番の天井の低さに驚いている方もおられましたが、基本天井低さ好きの私にはとてもしっくりと来る空間でしたし、改めてクライアントに想いを伝えて行こうと誓ったわけです。
私は初めての訪問だったのでゼロからのスタート・・、その分伸びしろがあるはずだと思っています(笑)色々吸収する以前に多くの課題も抱えていますが、ウラのウラまで見せて頂いた迫社長にはお礼返しとして、そうならなければいけません。
夜は旧三越デパートの一等地にマルヤガーデンズ(建築家集団「みかんぐみ」にてリノベーション)の最上階「DWELL HOUSE」にて懇親会。実はここ、シンケンさんが出展したイタリアンレストラン&モデルハウスなのです。
工務店としてのカリスマではあるにせよ、地域の一工務店である企業が県内一等地の最先端デパートに情報発信基地を設ける・・そんな発想が迫社長ならではなのかもしれません。

薪ストーブ脇に立っているのが迫社長です。
暫くお話しましたが本当に損得無く教えてくれますし、何しろ話に揺らぎがありません。

二次会へ出た後は宿泊は何度か泊まった事のある鴨池港前のホテルへ。翌日、朝日が桜島から上がってきました。話は逸れますが朝食無しの素泊まりでなんと3,500円、驚きです(笑)それでこの景色。

二日目はシンケン本社を隅々まで視察。

80名が各フロアを埋め尽くしてスタッフの皆さんに実務のことで質問攻めでした。勿論私若い女性スタッフに色々な探りを・・(苦笑)。
設計部に限らず毎日遅くまでのハードな日常だそうですが、接するスタッフ全員が生き生きしています。事務系でも現場系でも年齢に関わらず、誰もが個々としての高い理想と社会人としての「わきまえ」を持っている事に唯徒感心するばかり。
その後、3時間に及ぶ迫社長を招いてのワークショップ。工務店集団から代表して7,8名が、皆の聞きたいであろう質問をぶつけてくれました。トップバッターにふさわしい若手の関尾さんがとても良い質問をぶつけてくれていました。色々な角度から質問があり、お客様との接し方や社員・職人教育等々、大変充実した時間になりました。

最後には住宅展示場にある「椙(すぎ)BOX -知足の家」を内覧させてもらいワークショップ合宿が終了。
レベル的に雲の上過ぎて霞んで見えますが、一歩づつ・・上を見上げて進もうと思います。勿論、足元もしっかりと見ながらね。
シンケンの迫社長を始め、スタッフの皆さんには本当にお世話になりました。

3時半の解散後は皆さんとは別行動で、レンタカーを借りて違う意味でハードスケジュールなプライベートに出かけました。
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中村好文さんの魅力 2010年9月 3日
昨日はお誘いを受けて「もくよう連」さんの勉強会に参加しました。
有名建築家の中村好文さんが事前に出してあった課題をメンバー工務店が課題提出し、プレゼンするという内容。中村さんは建築界でもファンが多くて有名な方で、私も何冊か持っています。
「中村さんが来るよ」と言ったらスタッフの毛利と新人の板垣の二人がついてきました(笑)
プレゼンの後に参加者全員で投票・講評したのですが、皆さん日々の忙しい中で時間を造るのは大変だったと思います。私は課題をやっていないので講評する一方で恐縮する立場でした(苦笑)。
やはり日々実務に揉まれる工務店の設計は学生の様な夢の提案は少なく、まさに実務的な案が多かったように思えます。勿論優秀な工務店さん達ですので、個性的な面白い計画ばかりでした。もし自分が出したとしたら地味な計画になるのだろうなと思って見ていました。学生の頃は自由な発想を楽しんでいたのに、造り手として一日一日実務を重ねていくと気付かないうちに保守的になってしまいます。それは必然だし、決して悪いことではないのですが、これからの工務店のスタイルに不可欠な「設計力・提案力」を向上するためには「住宅の設計を楽しむ」ことを大切にしようと改めて決心しました。

投票の結果で、中村賞というべきか、中村さんが選んだ品をオリジナルの風呂敷に包んで表彰して終了。それにしてもこんなに面白い人とは思わなかった。人間的な魅力に惹かれる人も多いだろうな。そして自然とサイン会が始まりました(笑)
うちの二人も早速、持ってきた中村さんの本を出して書いていただきました。

その後、私は懇親会で夜景の綺麗な高層階へ、二次会は7,8人で近くのホテルの高級ラウンジにと・・・似合わない場所に行きましたが(笑)もくよう連の皆さんや中村さんとも長い時間お話出来て色々ヒントも頂きました。表に出ると都心の熱帯夜・・帰り道は中村さんと二人、汐留の高層ビル風に吹かれて帰りました。
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工務店の設計とは 2010年8月21日

昨年に続き、先日SAREXのワークショップで東大の建築学科に行ってきました。今年のテーマも「箱男」こと難波和彦さんと工務店のプレゼン対決というようなものですが、難波さんは既に退職され、先日に東大名誉教授になられたそうです。
最初に難波さんから完成直近の「環境共生住宅」のプレゼン、その後SAREXの工務店4社からのプレゼンと言う形で講評や質疑を介して、今後の住宅建築に対する思考をどこまで延ばせるかを議論すると言う内容でした。
建築家からと工務店からの設計アプローチの違いは整理できてもそれを実務につなげるコトはそれほど簡単なものではない。でも自分の理想系を常に「意識する」コトの重要性を改めて思い知らされた感じがしました。こだわりを持ったクライアントに対して、工務店で設計・施工する理由を履き違えないように、常に主張すること、語弊を覚悟して言えば「抵抗すること」がやはり勝負どころになるのだと。
工務店パネラーのお一人の発表に
「出来なくは無いのであればベストな選択と思えなくてもご希望を飲まざるを得ない」
何故なら・・工務店は「抵抗しすぎれば仕事は来なくなる」から。
ベストな提案を少しづつ「イジくられ」(業界用語かな!?(笑))、原案の良さが薄まるというパターンに陥りやすいところに設計工務店の最大のジレンマがあることは間違いない。
講評の中にもあったのだが、実施するまでに検討した計画案の中で一番出来が良いのは大抵、第一案だったと思えることは私も良く経験することです(笑)。要望を頂いたものを咀嚼した上でベストな提案がまず最初に来るわけなのですが、良くも悪くもクライアントは「我侭」(苦笑)です・・大事な骨子を実現させても意外な勘所があったり、また大事な骨子を崩してでもやはり優先順位の低い項目を数多く盛り込みたい!と軸がブレ始める等・・。設計者であれば誰でも苦しむ所です、工務店ならば尚のこと。
「注文住宅」とはクライアントの夢やこだわりを形にするもの・・・そう叫んでいるのは他の誰でもない自分(苦笑)。当然ながらその通りなのですが、施主のイエスマンになることが良い注文住宅につながる訳ではないというあたり前の事実を工務店の設計者はもっと声を大にして主張する必要性があるだろう。
だからといってその第一案が建築業界的評価や自己満足からみた「最優秀賞」であっても、クライアントにとって本当に最良の選択なものかどうか・・、やはり考えてしまう。何故なら、素人であるクライアントはそこから考えを整理してご自分達の最良の選択を見出すこともあり、そこから面白くなることも少なくはない。
こう考えながら書いていると、「プロとしての意見を通す」ことと「十人十色のこだわりの家造り」を両立させようともがいているのが良く分かりますね~。やはり設計者として自分自身、依然としてふらついているんだなと再認識しました(笑)。それに比べ、一切ブレない提案をする有名建築家と呼ばれる人々は本当に確固たる信念の基に生きているんだ・・と改めて思う。
まあこの答えが出せていたならどれかの分野で有名になれていたかも知れないね(苦笑)
ワークショップで再認識できたが、世間で一般的な無料プレゼンや「まずは・・たたき台としてのプラン」的なものを1週間程で提案してしまうようなことは今までどおり、絶対やらない・やってはいけないと。
それどころか「もっと主張しよう、抵抗しよう、自分の為にも、そして当然クライアントの為にも・・」とささやかな信念を・・。最高学府内で勉強した影響なのか・・(笑)真面目に自己分析をした夏の午後でした。
■■構造見学会のお知らせ■■
「ブックコーナーのある家」 in 横浜市金沢区西柴
日時:9月5日(日) 完全予約制 詳しくは 「見学会情報」 からどうぞ
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「つながり」色々 2010年7月26日
先週の土曜日は大阪で「そよ風」のセミナーが行われるとのことで、お誘いを受けて参加する事にしたのですが、せっかく関西に行くならばと足を延ばして兵庫に前日から乗り入れました。
以前から懇意にさせてもらっているマスタープラン設計事務所の小谷君と池田住宅建設の池田さん、そしてスタッフの皆さんとの久しぶりの情報交換の為です。それぞれの事務所にお邪魔した後に、ふぐ料理屋さんで三人で突っ込んだ話をしました。閉店ですから・・と締め出されれるまで(笑)。
いつも池田さんの視点には感心させられるばかり。でも同じボート釣り仲間でもあり(レベルが違いすぎますがね)その話で盛り上がる。小谷君のリノベーション事業も凄く順調でとても勉強になります。二人にはまた新しいヒントをもらえた。
でも大阪へ戻ると終電のアナウンスが・・カバンを引きずり汗だくになりながら連絡通路を走る走る(苦笑)。無事駆け込んで天然温泉ホテルへチェックインできました。セミナーの後で知ったのですが、そよ風の環境創機さん達も同じホテルに泊まっていたとのこと。出張先で怪しいことをしなくて本当に良かった^^;。
さて話は戻り、翌日のそよ風セミナーの話。全国から空気集熱型パッシブソーラーの勉強のために120名を越えて集まったようです。午前は環境創機さんからそよ風の概要や施工・展開状況のお話の後、午後からは質として日本一の工務店と称される鹿児島の「シンケン」の迫さんの特別公演を始め、トップランナーの方々の講演で夕方までビッチリと勉強させて頂きました。
そよ風に興味のある方がメインのセミナーと思ってましたが、当社のように既に手掛けている会社さんが半数以上にも関わらず経験者でもとても有用な内容で充実した1日となりました。
懇親会では20年来のお付き合いという環境創機の友社長とシンケンの迫社長のツーショット。
「この出会いがあって今がある」
その言葉にとても深いモノを感じました。
その後の二次会は時間切れとなり、失礼させて頂きましたがとても中身のある二日間となりました。
その「そよ風」を搭載したお宅の完成見学会を予定しています。
今回は組数限定での予約制としておりますのでお早めにお申し込みください。
■■完成見学会のお知らせ■■
日時:8月7日(土) 完全予約制 詳しくは 「見学会情報」 からどうぞ
■■スタッフ募集のお知らせ■■
只今、現場管理スタッフ・協力業者を募集中です。 コチラより どうぞ
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