家づくり考
サスティナブルと家づくり 2006年2月20日
前回の続きが有りましたね。まず「サスティナブル」とは、辞書で引くと「存続可能」と書いてあります。世間ではLOHASと言う言葉が独り歩きしていますが、サスティナブルはその入口のように感じますね。
建築で言うサスティナブルは、地球環境や人への負荷を出来る限り抑え、長寿命化にすることで、環境やモノをできるだけ維持し続けられることを考えて計画・建築することかな。
例えば、木造住宅では、入居後の10数年間に使用されるエネルギー量は建築時にかかるエネルギー量に相当する程だということが最近分かってきました。生活している時の冷暖房・給湯・照明等のエネルギーを省力化することがいかに重要であるかという事を意味しています。環境を維持するためには、建築物の耐久性だけでなく、省資源、リサイクル、省エネルギー等、考える事が膨大ですね。
だからまず自分で出来る事から・・・それは現在のイニシャルコストをばかり考えてしまう家づくりから、材料を吟味し、いかにランニングコストを抑え、耐久性・メンテナンス性を重視した計画施工を心がける事だと考えています。
「しっかりと造って長く使える住まい」と言うことですけど・・・これって今までも当然のように誰もがポリシーとして使ってきた言葉ですね。ただ今までの意識とは違う、もっと多くのものを背負った意識でこのポリシーを使っていくことが私達の責務なんだな・・・と。
いや〜珍しく真面目な話をすると短いですね(笑)。でも書き出すと論文のようになりそうなのでサワリだけで失礼します。ですが直ぐにこの言葉を多く耳にする機会が多くなると思いますので皆さん一緒に勉強して行きましょう。
今日はチャーターバスにてパシフィコ横浜の建材フェアへ行ってきました。サスティナブルという言葉は気づきませんでしたが、やはり「LOHAS」という単語は多く目にしましたね。
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専務の北村佳巳が、良い土地や悪い土地の見分け方や見た目では分からないその土地の危険性等、素人さんでは分かりにくい土地探しに関するノウハウを交え、不動産屋さんでは絶対教えてくれない情報を、簡単な言葉で分かりやすいセミナーを開催します。ご興味のある方は是非この機会をお見逃しなく家づくりの知識としてご活用下さい。
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和気あいあいの雰囲気の中で一緒になって勉強して行きましょう!
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午後1:00〜4:00(以降個別相談有)
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■主な内容 サンプルや実例を用意して、こんな話を和気あいあいの雰囲気
で行いたいと思います。
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■参加費用 無料
■開催場所 追浜行政センター 2F 学習室
(詳細は別途お知らせします。)
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厳選した本物の素材に囲まれた家づくりを目指す為の指南セミナーです。少数組で行う予定ですので、まずはお申込み・相談をしてくださいね。
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減築して大正モダン!? 2006年2月 3日
築30年を超えたお宅のリフォームで一部「減築」をしました。
お隣さんが建て替えた事で、普段使う一階の和室が暗くなってしまったことと、家族構成が変わって2階の個室が余ってきたことからお施主様から
「和室の上の部屋を無くして一階の和室を明るく出来ないかしら?」
と言うことから始まり、結果このような形になりました。
壁はすべて珪藻土として床には遠赤外線が出る電気フィルム式床暖房の上にうずくりの無垢杉板を貼りました。勿論ですが植物油塗装です。やっぱりうずくりの感触が良いのと今年の厳しい寒さでも快適に過ごせていることから大変ご満足頂いており嬉しい限りです。天井を格天井にして、柱や梁を古色仕上げにしたのと、一緒に選んだステンドガラスの照明等が相まってちょっと大正モダンスタイルの居間となりました。
こんな部屋でコーヒーを飲みながらレコード針を落とし、ゆったりとした時間を過ごしてみたい・・・なかなか休めない男の独り言でした(苦笑)
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良い家づくりは地盤から 2006年1月22日
「ナンジャこりゃー!?」

さて何の写真だと思いますか?
実は造成された区画を購入された方の新築工事の際に行った地盤改良工事での一枚です。
この土地から掘り出したコンクリートのガラや鉄パイプ・ゴミ等で、大きいものは1M幅位もあり、コレほどの量は初めてでしたし、ちょっと信じられない光景でした。
結局改良工事に影響しない部分含めて全ての「膿み」を出してみれば大型ダンプ2台分にもなりました。
どうやら造成時の擁壁工事の埋め戻しの際に以前あったゴミを埋めたのではないかと・・・。
悪質な場合には他の場所から運んできたものを土と一緒に埋めてしまう事だってあるかもしれません。

工程が遅れましたが、ようやくしっかりと改良工事を行う事が出来ました。この方法は杭状改良工事と言って簡単に言うと「セメントミルク状に練った液体を掘削した穴にロッドを入れ、引き抜きながら土の中に注入して杭の形を作り上げて、建物の重量を安定盤に伝えたり、摩擦によって支持を可能にした改良工事」です。(簡単でしょうか?・・・笑)
以前建っていた宅地などでも小さいガラやゴミはよく経験する事がありますが、このような大きさのものでは間隙も当然大きい訳で地盤沈下の恐れ「大」です。
どうしていずれは必ず発覚する事が分かっているにも関わらず、耐震偽装の様に目先の利益に負けてしまう業者が存在するのか理解できないし、本当に物凄い憤りを感じます。
皆さんが造成や中古宅地を購入する場合、既に土の下は見ることが出来ません。でも以前に建物が長年あったので大丈夫というような判断は禁物です。今回のような悪意の行為によるものから、「今まで大丈夫だから・・・」という根拠の無い思い込みにいたるまで全てが目の前にある危険なのです。
目で確認できない所だからこそ土の状態や既存物の確認、それと同時に解体等の廃棄物が埋まっていないか確認する為に地盤調査、場合によっては掘り起こしによる目視調査は必ず必要だと思います。
その結果、改良工事が必要となったりトラブルが起きた場合には、「見て見ぬフリ」で安易に処理せず、「慎重に・確実に、そして徹底的に」対処しなくてはいけません。
工法や構造・基礎については施主の皆さんは必死になって勉強されます。ですがその以前に配慮する土地の形状や地盤改良工事等の事については全くもって設計士や業者におまかせの感が拭えません。全ての土台になる部分の本当に大切な所なのだからもっと感心を持って頂いて土地探しや家づくりをしてもらえればと思います。だからといって専門知識を得ろと言う事では有りませんよ。そういう意識を持って、プロの意見を聞きながら一緒になって家づくりを進めてもらいたいということなんです。
このブログもそんな意識をもって頂けるお施主さんの方たちや家づくりを考えている方にとって「簡単!ミニミニ建築学」となるようなブログとして続けたいな〜と思うのですが、同業さんではなく(笑)実際そんな方が一人でもおられれば嬉しいんですけどね。
いつもお話していますが家づくりは業者任せにしないで「一緒になって家づくり」をする意識を持つことが後悔しない家づくりにつながると言う事を分かって頂きたく・・・あまり空けないように(苦笑)これからも継続投稿に頑張りたいと思いま〜す。・・・(^-^;)
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驚愕!タブーを破った《ハウスメーカーVS工務店VS建築家VSリフォーム店》
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ルセンターで!! 〜2006年2月4日(土)5日(日)
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■2■ 『行列ができる相談事務所軍団登場!?』(事前予約)
こんな機会は二度とない!!経験豊富なFP・税理士・弁護士により年金問題
家計、生命保険の見直し、相続・贈与問題・借地借家問題などのあらゆる相談
に無料で応えてくれる特別イベントも同時開催!
■3■ 家族みんなが楽しめる体験型スペシャルイベント〜子供と一緒に工作教室〜
体験できるのが他とは違うこの住宅フェアのいいところ!日ごろ見られない触れる
ことができない珪藻土塗り実演、防犯ガラス割り実演、名人大工によるカンナかけ
と継ぎ手と仕口のつくりかた実演など来場者参加型実演会も多数。
主催:ハウスネット・ギャラリーhttp://www.hng.ne.jp/欠陥住宅をつくらない会
企画:ネクスト・アイズ株式会社
お問合せ先:0120―406―212 info@nexteyes.co.jp
◎もちろんネット予約だけの特別特典付
住宅フェアについての詳しい内容はこちら>http://www.hng.ne.jp/fare2.html
構造計算してますか? 2005年12月21日
耐震偽装事件で110カ所以上、520人を動員した異例の大捜査となり、関係先の一斉捜索が今日行われました。これでどこまで波紋が広がっていくのか・・・また次の段階に入りそうです。
今回はRC造の物件が大半で報道では基準強度の15%〜80%とか言われていますね。でも木造においても法律基準を超えて100%以上であれば安心と言うことには残念ながら当てはまりそうに有りません。逆に言えばそれでようやく最低レベルに達したと言うわけです。
あくまで汎用的なもので決して難しい計算では有りませんので構造の組み方や形態によって大きく左右されてしまいます。現に柱等の引き抜き応力の構造計算をすると全然違った場所に金物補強が出たり、偏芯率や重心バランスを考えると筋交いの配置も変わってきます。
ですから私は構造計算を必要とされていない木造2階建についても計算を行っています。今回の見学会にも鉄骨造や3階建ての計算書と共にご覧頂ける様に展示してみました。
「小さい所だから余計心配だ・・・。」
と思い込まれない為にもしっかりとアクションしていかなければと思っています。あっ、一応言っておきますね・・・この計算書は偽装はありませんよ。(苦笑)こうお話して皆さんに見て頂いてもパラパラめくるだけで「分からないよ〜」としか答えられないですよね。
検査機関や第三者検査も確実性が心配されてしまう状況のなかで結局行き着くところは如何に自分が信じることの出来る相手を「自分で」見つけられるかという一言に尽きるかも知れません。
「耐震補強」や「地震に強い家」づくりについてご相談があれば「コチラ」までお問い合わせ下さいませ。
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いつでも来ていいわよ 2005年10月15日
アフターメンテナンスでOBの客様のお宅に伺った。こちらのご主人は某超ゼネコンの現役の現場所長であり、奥様は長年家づくりの勉強をされてきたというご夫婦と3人のお子様のお宅である。正直、お話を頂いた時はご主人様が同業でましてや大手ゼネコンの所長と聞いて、ちょっと腰が引けた(笑)のは事実です。最初は「やりにくいな〜」と思いましたが、でも逆に私の考えや会社の施工をどう見ていただけるかという楽しみの方が強くなり「しっかりチェックお願いします」と言ってしまった。ガーデニング好きの奥様は以前からハウスメーカーを色々探されていましたが、展示場をみてもしっくり来るものがなかったそうです。うちの事例を見学されずに私との数回の面談で「お願いします」とおっしゃった勇気ある方だ。(笑)
奥様:「最近建売も凝った外観になってきたけどそれにしても安い。大きい店舗で凄い安い住宅販売会社も多く目にするわね〜。」
私: 「そうですね。若い方は土地購入からになるとそのような所しか手が出ない方が多いんですよ。」
奥様:うちなんて前の家を中古で買って時期を見て立て替えたじゃあない?まず中古でもいい土地を買って、暫く環境とかを把握して、折を見て信頼できる所で立て替えるような考え方してもいいんじゃあないかしらね。」
私:「確かに造成等の費用が乗っかる開発の土地の小さい物を買って、隣との離れがない建築条件付住宅を建てるよりかは、中古の掘り出しモノはあると思いますね。それを判断するにも私のようなモノに相談してもらえるといいと思うんですけどね。」
奥様:「本当、家づくりって家だけじゃあなくて総合的に考えなくちゃいけないのだから、やっぱり勉強しなくちゃね。それといい相手を見つける労力と時間はしっかり取るべきよね。」
私:「おっしゃると〜り!です。今度うちの勉強会の講師やってもらえませんか(笑)」


中庭に面した寝室の木ドア 階段脇の飾棚窓 存在感ある杉の磨き丸太
奥様:「勿論うちは結構仕様にこだわってもらったので比較は出来ないけど、やっぱり安い造りの家って10年過ぎると目に見えてガクっと貧相になるのよね。それがお互い嫌で無垢材・自然素材などの何年経っても味わい深い素材にしたのは本当に良かったとおもってますよ。前の家からお付き合いのある業者さんが来ると「いい家ですよね〜」と言ってくれるからホント嬉しいわよ!」
私:「私もいつも皆さんにお話してるんですが、「一緒になって進める家造りが唯一の成功法」だと。なんかそれを実感して頂いてるその事が本当に嬉しいですよ!」
時間を忘れてお話しているうちに暗くなってきてしまいました。「海沿いのR134号線が混む前に帰ります!」と言って失礼しました。頂いた北海道のジャガイモ袋一杯とともに・・・有難うございました!。
あれっ?日記になってしまった・・・。 m(_ _)mペコリ
こちらのH様を始め、一緒に家づくりをしたお宅の事例集はコチラを見てくださいね。⇒ 「木成りの家&穏やかな家」
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