無垢材・自然素材
青森ヒバの土台と防蟻 2008年1月14日
先週に上棟したお宅では土台に青森ヒバを使っています。単にヒバ材というと米ヒバ材が通常使われることが多いです。何故、青森のヒバが特別かと言うと、国有林が大半であり、国による伐採制限がかかってる木であるため流通数が限られていること、そして成長に2〜300年はかかる貴重な木だから。
青森ヒバの特徴は防虫蟻性と防腐性・耐湿性に優れている点です。今回はお施主様の強い思い入れもあり、私達も協力させてもらいました。皆さんは凄い高価なものだと思われるかもしれませんが大半の方は構造木材の差額を聞いて驚きます。多分、意外なんですね、機会があればお話ししたいと思います。
土台引きの際にも加工するたびに青森ヒバの香りが辺りに広がります。
本来の性能から防蟻など必要ありませんが、しっかりと保障をつけさせて頂く為に防蟻処理をいたします。ヒバ自体に天然ヒバ油を塗るのも面白いですが(笑)。土台を引いてしまうと隠れてしまう裏面や仕口だけは自分達で塗るのですが、お茶を出しに来て頂いたお施主様に塗らせてしまいました。I様本当に有難うございました(笑)
科学薬品とは違い、天然ヒバ抽出油はお施主様のように素手で扱っても問題ありません。
貴重な材料ですのでボルトの穴あけで出た木くずも消臭・脱臭・芳香剤になります。お礼にとお施主様に差し上げました。残りは当社のトイレに置かせて頂きます(笑)
事務所で袋から出すと部屋中に良い香りが充満しました。凄いフィトンチッドが出て癒されるはず。でもこのチップの形では商品化とはいきませんね(苦笑)。
青森ヒバの芳香袋が欲しい方は是非構造現場見学会へおいで下さい。
こちらの構造見学会は2月の2(土)・3(日)の予定です。
ご興味ある方はHPからお申し込み下さい。
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「木成りの家」上棟in栄区 2008年1月10日
来月に構造見学会を予定している横浜市栄区の「木成りの家」が本日上棟しました。
東と北の山々の稜線を眺められる見晴らしの良いお宅です。
2階床はネダレス合板(厚み24mm)なので根太は不要なのですが、当社仕様では写真のように根太入れを併用しての剛性床としています。水平剛性力は満足できたとしても経年によるベニヤのたわみは避けることが出来ないと思っているからです。それと床の振動音にも有効ですし。
無事棟上げが終わり、その後の一層目の野地板+透湿ルーフィングまでが予定時刻の午後4時半丁度に完了しました。
最後にお施主様と一緒にお清めの四方固めを行います。
もう一つ私の仕事、幣串を棟傍に掲げます。少しづつ日が伸びてきていますね。寒くなる予報が外れ、爽やかな一日となりました。I様本日はおめでとうございました。
構造・断熱のポイントは・・
●構造 柱は「さいき杉」 、化粧梁には「天然乾燥の米松」、土台はあの「青森ひば」を採用。
●断熱もセルロースファイバーを採用して高断熱・高防音仕様
(壁屋根とも通気工法で断熱・遮音・透湿性をさらに高めています。
屋根面のセルロースは140mmもの厚さで猛暑も快適です。)
●防腐防蟻には特殊マイクロカプセル化した保証付きのヒバ油「森林恵」
こちらの構造見学会は2月の2(土)・3(日)の予定です。ご興味ある方はHPからお申し込み下さい。
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借景 その弐 2007年12月25日
鎌倉のお宅は陽当たりや隣宅の環境にとても恵まれています。その借景を使わない手は有りません。 鉄骨のフレームにウリン材で造った2階のオープンデッキからは山々や綺麗に手入れされた素敵な庭木を眺める事が出来ます。さすが鎌倉という風情のあるお宅とお庭が本当に多いですね。
北側も綺麗な稜線が見えるので視線が抜けてとても気持ちが良いです。北側の窓は決して暗くはありません。むしろ柔らかい光で安定した明るさを届けてくれます。夏の南北に抜ける風が今から楽しみです。南北の窓の配置高さが違うだけで空気の流れは大きく変わります。
柱は無節を選んでいませんが節有りの中から綺麗な材を選んで面の向きまで指定していますので中々のものです。
床材に合わせたナラのストリップ階段が北側からの明りを届けています。

左は階段からの眺め。右は洗面所の天井際にあるスリット窓。
隣宅の竹が揺らぎ、空と山の稜線が良い角度で眺められます。
借景に頼りすぎず、でも有り難く・・・というスタンスというのも気楽ですよ^^。
次回予定の見学会のお宅は上郷の森の稜線を見渡せるようになっています。お施主様がその風景が気に入って購入した土地なので、一番のテーマになっています。コチラの構造見学会は栄区にて2月の2,3日を予定しています。
構造には乾燥方式にこだわった「さいき杉」を柱に、梁に使う米松は珍しい天然乾燥材を採用。そして土台にはあの「青森ヒバ」を使います。ご興味ある方はHPからお申し込み&お問い合わせください。でもHPにはまだUPしてませんが^^;。
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竣工写真in鎌倉 2007年12月21日
鎌倉のお宅のお引渡しを控えて竣工写真を撮ってきました。今回も素人カメラマンですが^^;。現場での残工事・ダメ工事もあと少しで完了です。その「あと少し」は私の雑作業を残すのみ(笑)。
玄関周りは「和のテイストを盛り込んだシンプルな風合いを」とお施主様のご要望。靴脱ぎ石も方々探したのですがしっくり来るものが無く、結局注文して造ってもらいました。左右全てに大工造作の収納を用意しています。
コチラのお宅は床に杉とナラの無垢フローリングとコルクを採用。壁天井はウッドチップ壁紙を無塗装のままで仕上げとしています。
只今忘年会から帰ってきたところですので今日はココまで^^;。
この続きは明日ということで・・・。
年末につき、いつも以上に時間を費やせそうにないので「小出し」で記事数を稼がせてもらいますのであしからず^^。
コチラのお宅は残念ですが立地上見学会が難しいので、是非見たいと言う方はお施主様の入居後にお願いしてみますのでご希望の方はお問い合わせ下さい。
その代わりでは無いのですが2月頭に横浜にて構造見学会を予定しています。構造には乾燥方式にこだわった「さいき杉」を柱に、梁に使う米松は珍しい天然乾燥材を採用。そして土台にはあの「青森ヒバ」を使います。ご興味ある方はHPからお申し込み&お問い合わせください。でもHPにはまだUPしてませんが^^;。
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そとん壁 その弐 2007年11月15日
さて今日はそとん壁の上塗り&仕上げのお話。
これは下塗りを終えた状態ですが、この一見モルタルのようなこの火山灰が特許を取っています。通気性があるのに防水性があるというこの建材ですが実は上塗り材は水がしみてきてしまいます。ですが強烈なシャワーテストをしてもこの下塗り材の表面2mmのところで水が止まるという重力との置き換え原理の法則を使った部分が特許だそうです。
100%自然素材の為、藻やカビが生えにくく、色あせが非常に少ない利点も持っています。と良い事尽くめのようですが現実はそのようにうまくは行きません・・^^;。理屈と結果が揃わないのが建築の世界だと思ってますので(笑)
でもそう言いながらもそとん壁の性格はなかなかです。今回の仕上げパターンは「掻き落とし」。非常に手間が掛りますが懐かしいリシン掻き落としの彫を深くしたような風合いは素朴な仕上がりです。
さて脱線はこの辺にしておいて・・
上塗りの様子です。厚さ8mmでしっかりと平らに塗りつけていきます。硬めの塗りつけなので手首が非常に疲れるようです。あまり何度も押さえていると色むらになりますので素早く上げていきます。この辺は自然素材の気難しさですね。
ある程度水が引いた頃(2〜3時間)に剣山のような道具でガリガリと表面を均一に削っていきます。削りむらをいろんな角度からチェックしながら地道に続けます。塗り付け以上に時間がかかる作業です。
下に居るとまるでヒョウが降っているような天気です(苦笑)。下で掻き落とししている職人はカッパにマスクと完全防備です。
下には本当に降った火山灰のように2,3mmの粒が掻き落とされて降り積もります。塗りつけて、また落として・・贅沢な仕上げです(苦笑)
全部掃除して集めるのですが、土嚢袋で30体になりました。皆工夫していろいろな用途に使っている例もあるようです。画期的なもの無いかな〜。
室内の珪藻土等と同様に非常に乾くまで時間が掛ります。2日間は雨に当らないようにするので場合によっては足場にかけて養生する事もあります。今回はしっかりと養生させられました・・(苦笑)
本当の自然素材は出来るまでに本当に手間が掛ります・・・^^;
その分しっかりと恩返ししてもらいましょうかね(笑)。
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