ウラ話
やりきれない相談 2006年5月29日
付き合いのある建材問屋さんのAさんが元気の無い声で電話をしてきた。
話はこうだ。今回の元請会社はある特有の施設を主に受けているブローカー的な建築会社でいつも付き合っている設計事務所に設計と確認申請を出させていた。大工さんの関係でその建築会社から建材問屋さんがプレカットを頼まれたのだが、建築会社のプレカット承認チェック不足により、加工のミスが発生したのである。
その部分が行政の検査で指摘を受けてしまい、的確な補強方法を意見書!?とともに提出するように求められたそうだ。そこでその建築会社が「報酬を出すから頼めそうな人はいないか?」とAさんに頼み込んできたらしい。
最近どうもこのような「どうしましょう?」という相談が同業者から入ってくる・・・勿論、仕事になるようなモノはまず無いが・・(苦笑)
私:「話は分かったけど、補強対策もそんなに難しいものではないね。でもさ、まずなんで元々の設計者に対処してもらわないのさ?その建築会社だってその位分からんかね?」
A:「その設計事務所は木造の構造のことは詳しくないようで、建築会社も丸投げが多いので・・」
私:「また、そのパターンかい・・・伏図(構造図)も書いているのに細かいことになると分からないって、よくそれで図面書いておいて毎日安心して寝れるよな〜ホント!裏ではこんな話がやり取りされてるって事、お施主さんは想像だにしていないだろうね〜。」
というような話があって、対処の方法や話の筋道、流れを説明してひとまず話を終えた。
素直な川の流れに見える見栄えの良い水面のようでも、その下では思いもよらない流れがあるものです。こんな話を聞いた後はいつもこう思う。
「やっぱり出来る範囲で、見栄を張らず、正直に、仕事をしよう!」
これじゃあ儲かるタイプではないな・・ウン(苦笑)
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